こんにちは。「声もいい男」研修講師・野見山ともたかです。
今回は、コピーの履歴を見る方法やその活用方法についてお話しします。
クリップボードの履歴を使えば、コピペ作業が効率化され、作業時間の短縮が期待できます。
クリップボードの履歴とは
コピーや切り取りをしたデータ(文字や画像など)は、「クリップボード」という領域に一時的に保存されます。
通常、コピー・切り取りをしたデータの貼り付けは直前にコピー・切り取りをしたものに限られます。しかし、クリップボードの履歴を活用すれば、以前のコピー・切り取りデータを簡単に貼り付けることが可能です。
クリップボードの履歴の表示方法
クリップボードの履歴を表示するには[Windows]+[V]を同時に押します。
表示された履歴から、過去にコピー・切り取りしたデータを選択して貼り付けることができます。
このショートカットキーはWindows 10以降で使えるものです。
クリップボードの履歴の活用方法
クリップボードの履歴を使えば、複数のコピー・切り取りデータを必要に応じて貼り付けることが可能になります。これにより文章の編集や画像の配置など、複数のデータを扱う作業が効率化され作業時間が短縮できます。
以下のような状況でクリップボード機能を使えば効率的な作業ができます。
- 複数の文献から引用文をまとめる際に、一度にすべての引用文をコピーしておき、後からまとめて貼り付けることができます。
- ウェブサイトや資料作成時に、複数の画像やテキストデータを一度にコピーし、それぞれを適切な場所に貼り付けることができます。
- プログラミングやコード編集時に、複数のコード断片をクリップボードに保存しておき、必要な箇所で適切なコードを貼り付けることができます。
- オンラインショッピング時に、気になる商品のURLを一度にコピーし、後で比較検討する際にまとめて貼り付けることができます。
クリップボード機能の注意点
クリップボードは一時的な保存領域です。
そのため、シャットダウンすると保存したデータは削除されるので注意してください。
また、機密性の高い情報やパスワードなどをコピーする際は、クリップボードの履歴が他人に漏れることのないよう注意が必要です。セキュリティ対策として、クリップボードの履歴を定期的にクリアすることをおすすめします。
以上のように、クリップボードの履歴を活用すれば、様々な作業がより効率的かつ便利になります。ぜひ、クリップボードを活用して作業の効率化を図ってみてください。