現実と乖離しないSNS活用法:自分の魅力を引き出すパーソナルブランディング

こんにちは、「声もいい男」研修講師・野見山ともたかです。
個人でSNSを使ったビジネス活用をしている方で「これは相当盛っているのでは?」と思われる投稿をたまに見つけます。
今回は「SNSで盛りすぎの投稿を続けると心身ともに疲れてくるよ」というお話です。

パーソナルブランディング

パーソナルブランディングという言葉があります。
パーソナルブランディングとは、ドラッカーの言葉を借りるなら「何によって憶えられたいか」ということです。
自分はどんな人間に見られたいのか、どういう人間として知ってもらいたいのか。こういったことを意識して自己アピールを行うのがパーソナルブランディングです。

自分はこういった人間であるということを伝える手段の一つがブログやSNSです。
実際、ブログやSNSを使ってパーソナルブランディングをしている人はかなり多いと思います(私もそうです)。
パーソナルブランディングを行う際に気をつけるべきことがあります。それは、現実と乖離した「盛りすぎ投稿」です。

「盛りすぎ投稿」は心身を疲弊させる

例えば、派手に活動しているように見せるために、普段は行かない高額のパーティに出席する。普段は行かないリゾート地に行って、あたかもリゾート地でリフレッシュしているように見せる。ネットにある写真を集めて、あたかもパーティやリゾート地に行っているように見せかける。最後は盛りすぎじゃなくて、完全にウソになっていますね。

自分がなりたい人間に見せかけるように、偽りのブランディングを続けていくのは心身とも疲労します。この偽りブランディングを続けていくと、成功する前に心身ともダウンしてしまうでしょう。心身だけでなく、ブランディングのために借金をしていた場合は経済的な負担も大きくなります。

見栄をはることは決して悪いことではありません。自分をよく見せるようにすることは向上心の表れのひとつです。しかし、限度はあります。

見栄もはりすぎると自分の身を滅ぼす危険性が高くなります。自分の能力や実績を過大にアピールすることは、自分自身にさらなるプレッシャーを与えます。それが続くとストレスが溜まり、結果的に自信喪失や焦りが生じる可能性があります。

等身大の自分をアピールしよう

等身大の姿を見せるべきです。その方が心身とも気楽に行動することができますし、相手も好印象を持ちます。
素直であり、誠実な自分をアピールすることで、人間性も評価されるでしょう。

盛りすぎのあなたはぜんぜん素敵じゃありません。等身大のあなたが一番素敵なんです。謙虚であることは、時に自分を成長させ、他人との関係を深めることができます。素直な自分を大切にし、健全なパーソナルブランディングを行いましょう。