無理な学習計画を立てない【行政書士試験一発合格の秘訣】

こんにちは。「声もいい男」研修講師・野見山ともたかです。
今回は、試験勉強をするときの学習計画について書きます。
無理な学習計画は挫折のもと
行政書士試験の勉強期間は、最低でも1年くらい必要になります。
約1年間と長い期間にわたって勉強するとなると、綿密な学習計画を立てる方が多いのではないでしょうか。
学習計画を立てる場合、気をつけるべきことがあります。
それは「綿密な計画を立てないこと」です。
小学生のころの夏休みを思い出してください。
夏休みに入るときに、期間中の勉強スケジュールを考えたと思います。
そのスケジュール、実行できましたか?
実行できなかった方が多いのではないかと思います。
学習計画を立てるときに、犯しやすいミス。
それは「学習計画に”自分の理想”をおりこんでしまう」こと。
計画を立てるとき、私たちは「こうしたい」という理想を元に考えてしまいます。
その結果できあがた計画は、どう見ても達成不可能なものになります。
当然、それを実行すると途中で挫折することに…。
このことはマンガ「ドラゴン桜」第8巻で学びました。
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では、どう計画すれば良いのか。
「具体的な長期計画を立てず、その変わりに一日のノルマを立てる」ことが重要です。
これも「ドラゴン桜」第8巻に描かれています。
私の場合、まず試験本番までの大まかな流れを決めました。
最初に一般常識、その次に憲法、そして民法といった具合です。
具体的な長期計画を立てないとはいえ、行き当たりばったりだと学んだことが身につかないので、大まかな流れだけは考えておきます。
その大まかな流れを元に、一日のノルマを決めていきます。
今日は憲法の過去問題20問を解く、といった具合に。
一日のノルマを設定する場合も、「理想の姿」をおりこむと無理なノルマになってしまうので注意が必要です。
一日のノルマの設定については、別の機会に書きます。
綿密な計画は「理想の姿」をおりこんだものになりやすい。
「理想の姿」とは、えてしてハードルが高すぎるものになります。
そんなハードルが高すぎる計画を実行した結果、ついていけずに挫折するといった危険性があります。
具体的な長期計画を立てず、その変わりに一日のノルマを立てることで、無理のない学習の流れを作りましょう。